安倍自民党編3(居酒屋でご老人を説得 7ステップ)

2012.12.09

 

みなさま、こんにちは。

クッソ忙しかった中、九時過ぎに居酒屋(個人経営の飲み屋さんで、50~90ぐらいの年齢層の人がしっとりと飲んでる所w)へ突撃して、ご老人がたを「よし、今度は自民党に投票するよ!」と言わせる事が日課になりつつある真人でございます(笑)

このような事をチラッと書いた所、私も説得には苦労しています。どう話せば説得出来るのか、真人さん式のテンプレを用意して欲しいぐらいですというコメントをいただきましたので、ならば私が試してうまくいった方法を、お教えしてしまおうかなと、思った次第です。

正直に言いまして、以下の二点の理由により、対応さえ間違えなければ、

 100%に限りなく近い確率で、人を自民党支持に変える事が出来ます

・民主党政権の三年間のヒドさを、詳細は知らずとも肌感覚として実感している人が多い。
・自民党の公約は文字通り実現可能な物ばかりであり、日本の発展を約束する物である事。

 

つまり、ごくごく普通に話せば、「あ、なるほど。自民一択か」と、ご自分で気付いてくれるのですよ(笑)
この際重要なのは、「相手のレベルに合わせて話す事」です。

自民党のデフレ対策はGDP拡大であーだこーだとか、民主党の数々の売国政策があーでもないこーでもないとか、一気に言われても理解する事は出来ません

 

超簡単経済基礎01 お金自体に価値はない
超簡単経済基礎02 通貨発行者の視点
超簡単経済基礎03 現代の錬金術師
超簡単経済基礎04 デフレになってしまったら
超簡単経済基礎05 希望の未来が見えますか?

すべてを説明しようとすると、このぐらいのボリュームは必要になりますからね(笑)
飲み屋で酔っ払いに、十分や二十分で話せるような内容ではありません。

では、どのように説得すればいいのか・・・

 

と、具体的な話を始める前に、ひとつ約束を。
それは、絶対に相手の考えを変えようとしない事

 え?これから説得しようって言ってる時に、何それ?と思われるかもしれませんが(笑)、

 人間は自分で変わらなければいけませんこれは何も人生哲学的な話をしているのではなく、例えばこんな感じ。

「なんでこんな事もわからないんだよ!こうだろ!ああだろ!?だからこうなるに決まってる!」

という調子で言われた事は、どうやらそれが正しい事だと分かっても、腹立つんですよ

 一度腹を立ててしまうと、意固地になってしまう。そうではなく、

「それについては、こういう事だと私は思うんですよね。あなたはどう思われますか?」

 

と柔らかく尋ねてあげる事です。すると、「ああ、なるほど。君の言いたかった事が分かったような気がするよ。君は頭がいいね」と、鷹揚に頷いてくれるのです。

 言い負かす事は目的ではないという事を、キッチリ抑えておきましょう。

 
あくまでも尋ねるという形を取って、意思決定の主導権を相手から奪う事をしなければ、少しぐらい露骨に誘導しても大丈夫。そして、相手の意思決定を否定しない事です

伝えるべき事を伝え、それでも意思が変わらなかったのであれば、その時はその人の意思を尊重するべきだと思います。


別に俺たちは洗脳がしたい訳じゃないからね。そういう人にはさっさと見切りを付けて、別の人を説得しようぜって話。はっきり言いますが、「親しい人だから説得したい」などとは思わない事です。分かってくれない人は分かってくれないのです。

そういう周囲の人たちとの関係を壊してまで、やらなければならない事ではありません。



この方法を応用すると、例えば「安倍さんは頼りないと思うんだよ。前も投げ出しちゃったし。今の自民党に不満があるとすれば、安倍なんて半端者をトップに据えている事だよ」などとおっしゃるおじいさんに、「そうですか?あれはただの腹痛じゃなくて、潰瘍性大腸炎という難病でした。こんな大病を患ってしまったのは仕方のない事だと思いますし、私は難病を克服して帰ってくるなんて、よほど日本を守りたいと思ってないとできない事だと思います。そうは思いませんか?」と言ってあげれば、自分でも言い過ぎたと勝手に反省して、「ああ、そう言われてみればそうだね」と、安倍さんを見直してくれる訳です。重要なのは、相手の心を動かす事です。
「難病を患った人を馬鹿にするのか!」という調子の論調は、ネットではいいのですが、リアルではダメです(笑)


 

あとは、人対人の交渉術の基本として、「相手の事を精一杯理解しようとする事」が大切です。例えば、そうですね。私はこのブログでは、「2009年に民主党に投票した奴らは腹切って死ねよ!」ぐらいの事を平然と言ってのけますが、現実に面と向かってそんな事を言われたら民主党に入れた人は気分を害するに決まっています当たり前です。


そうではなく、「2009年の選挙の時、あなたが民主党に入れたのは、『自民党単独の政府では、いくらなんでも層が薄すぎる。だから、民主党という強力なライバルを作る事で、自民党を牽制する事が出来ればいい』と思ったんですよね?その判断は、私は間違っていないと思います。ただ、民主党がダメ過ぎた。そうでさえなければ、いい世の中になっていたのかも知れません」と、民主党のクズっぷりを見抜けなかった事は責めずに、全部民主党のせいに、あるいはそれを煽りに煽ったテレビ新聞といったマスコミに責任転嫁してしまう(笑)


こうする事で、相手はこの人は、俺が悪くないという事は分かってくれている。でも、俺は騙されていたのか。よし、今度はちゃんと考えて、自民党を応援しよう!と、自分から思ってくれるようになります。相手が、自分からそうしようと思ってくれる、という事が一番大切です。
まあ、これぐらいの交渉術は、その辺の営業やってるサラリーマンなら、誰でも身につけてる程度の『技術』ですよね。では、以下は私がどんな情報を出す事によって、相手を説得していったのか、詳しくお話させていただきたいと思います。

 


 

ステップ1:私は自民党一択だと考えている事を伝える。

当たり前の話ですが、そういう話になる為には、「政治の話題になっている」「自分が一番いいと思っているのはどこか、という事を誤解なく伝える」という事を、自然にやってのけなければなりません。いきなり政治の話に持って行かれても、普通の人は戸惑いますし、「うわなんか面倒くさい事を言い始めたぞこいつ」と引かれてしまいます。引かれた時点で負けです
では私はどうしているのかと言うと、飲み屋の店主のおばちゃんを味方に付けるという方法で、この問題を解決しています。

「この子はな。この店に来る人らの中では、最年少に近いぐらいの若い子やけどな。世の中の道理ってもんを分かっとんねん。話聞いてると勉強になるねん。ちょっと、こっちのおっちゃんらに政治の話でもしたり!」

と、このように店主自ら水を向けてくれる状況を作りました。最初に飲み屋のおばちゃんを説得して味方に付ける事で、「そういう話をしても大丈夫な相手」を、私に教えてくれる訳ですもちろん、飲み屋のおばちゃんは私などより人生経験豊富な方なので、そういう話をする相手は選んでくれます。ふふふ。我ながら見事なまでに効率のいい作戦。

 
その飲み屋にはなかなか教養の高い人が集まって来ますので、次に顔を合わせると「おっ、お兄ちゃん!うちの息子たちも説得しといたったで!」などと嬉しい事を言ってくれる訳です。概算ですが、話に聞いた分だけで私が意見を変えさせた人数は、百人は硬い

 
その上で、「この人は自民党を支持している人なんだな」と思わせた後、『何故そうなのか』を伝えて行けばいいのです。
もちろん、飲み屋のおばちゃんを味方に付けるのは難しいでしょうから、そういう場合は

「そう言えば、いよいよ来週に選挙が迫っていますねー」と、軽めに切り出せばいいのです。

感触が悪かったら、引き上げればいいだけです。

 

 

ステップ2:相手の話を聞く。

まずは、相手の話を聞きましょう。「君は自民党支持なのか。でも自民党もなあ~」という話を山ほど聞くことになると思いますが、我慢して聞いてください。聞いて、相手がどんな考えを持っている人なのかを、キチンと把握してください。自民党の良さを力説するのではなく、相手が自民党の弱点だと思っている所を潰した方が、効率がいいのです。

 
対話とは、一方通行ではありません。双方向のコミュニケーションです。従って、相手がどんな考えを持っている人なのかによって、対応はまるで異なります。この段階で、例えば在日朝鮮人のような異次元思考の持ち主が居た場合は、「今日は運が悪かったなw」と諦めた方がいい(笑)

 


ステップ3:自民党のよさの前に、民主党のダメさ。

2009年に自民党に投票していた人は、筋金入りの政治巧者ですから、説得する必要なし。そういう場合は、「やっぱり自民党ですよねー!」と盛り上がれるだけ盛り上がっておけば、周りの人たちも「えっ?そうなの?」という感じで引き込まれてくれます。
 

 

私たちが説得すべきは、前回の衆院選でマスゴミに誘導されるままに民主党に入れてしまった層です。従って、まずは「マスコミはあんないい加減な事を言って僕たちを誘導して来ましたけど、本当に民主党の三年間はろくでもなかったですよね!」という事を、確認してその場の総意にしてしまう事です。

 
民主党のゴミさ加減は、ネットをやっている我々は、それはもう山ほど並べる事が出来る訳ですが(笑)、一般の人だってそれなりに「民主党はクズだったんだな」と判断出来るぐらいの材料は持っています。民主党はマジでクズでしたね。正直、こんなにひどいとは思ってなかったでしょう?」と水を向けてあげれば、山ほど不満が出て来ます。こちらから無理に補足する必要はありません。それだけで十分なのです。

 
先にも言った通り、「そんな事になるなんて、思ってもみなかったよ」という相手の言葉を、遮るような事はしない事。どうあれ、否定されたら人は不愉快になります。実は私も、「2009年の選挙では民主党に投票してしまったが、どうもおかしいぞ!と思って色々調べてみた結果、民主党やマスコミがとんでもない大悪党集団だと知ってしまった」という嘘設定で彼らと話していたりします。そうしないと、「俺は2009年時点でわかってたけど、お前らはそれが分からずに民主党に入れたアホ」と言っているも同然になってしまい、私の声に耳を傾けてくれる確率が減ってしまう為。何度でも言いますが、相手を否定する事で得られる物は無いですし、自分を賢く見せる必要もありません。


まあ、一番無難な民主党バッシングとしては、「生活保護の件数が鰻登りだよ!どうなってんだクソが!」という所が、好感触が得られる確率が高かったかな(笑)
実はご老人方って、「自分の力で食えなくなったら、死ねばいいんだ馬鹿め」という、極めてシビアな考えを持っている人が、少なくありません。そういう意味でも、相手の話を聞いて、相手がどんな考えを持っている人なのかを把握するのは、極めて重要になって来ます。

 


ステップ4:いよいよ自民党の良さを説く。

はい、ここで初めて自民党の良さを伝えてOKです。最初からガツガツ「自民党しかないよ!」とやってしまうと、「こいつはそういう方面で利益を得る奴なのだろう」と思われてしまい、こちらの言葉を信じてもらえなくなってしまいます。

 
何と言っても、自民党のよさを一番伝えられるのは、経済政策です。しかし、先程も言ったように、正しい情報をすべて基礎から叩き込もうと思った場合、約5記事分の情報を伝達する必要があります。無理(笑)

 
そこで有効なのは、やはり「バブル崩壊以降、景気が悪くなった」という、誰もが認識しているこの事実です。それも、実体験に即した話であればあるほど、説得力は増します。

 

「最近、こういう飲み屋に若者は来ないでしょう?」
「若者は車や家といった、高額商品を買わなくなりましたよね?」

 

こういう話は、老人が若者を責める時に使う常套句です。しかし、裏を返せば「若者がそれらの行為を出来なくなったのは、何故だと思いますか?」と問いかけたなら、多くの人は「何故だろう?」と思ってくれるのです。何しろ、ご老人方からしてみれば、息子や孫がそういう立場な訳で、出来る事なら子供たちにそういう楽しみを味わわせてあげたいと思っている人が、大半なのです。

 
息子が就職できない、娘が引きこもったそういう経験を実際にしている人も多いですし、又聞きでそういう話を茶飲み話で聞いて、「今の時代はマジでヤバイんじゃないか」という実感を持っている人たちは、大勢います。

断言します。大勢います。

最初は「若者のがんばりが足りないせいだ!」と思い込んでいた人たちも、

 流石に「何かがおかしい」と思い始めています
そこで、私はそっとささやく訳です。



「それは、バブル崩壊後の不景気のせいです。何故不景気なのかと言えば、お金が市場を回っていないからです」


と。


ま、デフレスパイラルの説明なんですけどね。

「給料減る→安く売る→もっと給料減る→もっと安く売る」っていう話。

実はこれ、理論的に話さなくても、お年寄りのみなさんは感覚として理解してます。


 

物価が下がって嬉しいだろうと言う人も居ますが、それ以上の勢いで給料が下がって行くのでは、やがて私たち若者は生活が出来なくなってしまいます


自分の給料が下がらないと言って甘く見ている人も居ますがその分は『そもそも働く事すら出来ない』という人たちに転嫁されています


実際に、日本の平均給与は目に見えて減っています。失業して自殺する人が、大勢居るのです


他人事だと思っている人も居ますが、リストラされて、自力で再就職して立派に働いて行ける人が、どれほど居ると思いますか?


会社を経営している人ならわかりますが今は本当に誰も買ってくれないんですそのせいで経営が危機に追い込まれ、倒産している中小企業が山ほどあります


生活保護でもらえる金額より給料が低いとか、地獄すぎるでしょう。こんな事では、本当に誰も働いてくれなくなってしまいますよ



このあたりの窮状は、それなりに教養のある方ならば、肌感覚で理解してくれています。説明するまでもなく、「このままではいけない」という事はわかっている人が多いです。

わかってない奴はほっとけ。


こういう人たちに、



「自民党が主張している経済政策は、『お金を刷る→公共事業に使う』という、極めて単純なプロセスで、仕事がなくて喘いでいる若者に、働く場所を作ろうとする政策なのです!」



と伝えると、驚く程簡単に納得してくれるのです彼らは、「誰も働かなくても、生活は保証されます」などという、胡散臭い放言を、信じません。
お金も物資もなかった時代の人は、私が常常主張している「お金には価値など無い!本当の価値は、物にこそある!」という事を、実感として理解してくれているのです。可能な限り多くの人が仕事をし、切磋琢磨して、サービスを向上させて行く事によって、豊かさが築かれるという事を知っているのです。


 

「今は、働きたい人まで働けない、ひどい競争にさらされています。これでは、失業者が増えるだけで豊かにはなれませんから、健全な競争とは言えないと思います。そう思いませんか?せっかくなら、幸せそうに働いているお孫さんたちに、老後の生活を面倒見てもらいたいと思いませんか?」



はい、これで一丁上がりです。
団塊の世代の馬鹿どもは、どうしようもないケースが多いですけどねー。

 

 

ステップ5 自民党は生まれ変わったという事を説明する。

ぶっちゃけた話、自民党に対して多くの人々が抱いているダーティーなイメージというのは、今となっては既に消えてしまったオザーさんとか、あのへんの人たちのイメージに過ぎません。
ですので、私たちはこう言えばいい。

あなたのおっしゃる、自民党の汚いイメージって、オザーさんとかが居た時の話ですよね?小泉時代の竹中平蔵とかも、政策としては終わってたと思いますけど、自民党から維新の会に行ってますよね。あの辺の『自民党に居れば勝てる』と思ってた選挙しか頭にないクズ野郎どもは、2009年の自民党大敗でほとんど消えてますから、今の自民党はかなりクリーンな政党になってますよ!

ちょっと調べれば分かる話です。説得力は抜群です。

 

 

 

ステップ6:つうか、自民以外の政党って、ほとんど第二民主党ですよね?

説明不要。他がすべてゴミクズの寄せ集めである事を訴える事によって、ダメ押し!
「あ、そいつ民主党から逃げたクズですよ」と一言吹き込まれれば、もう投票は出来ません。民主党の名前自体がが悪魔か妖怪みたいな認識になっててワロタwww

 

 

ステップ7:マスゴミが撒き散らした風評被害を滅殺。

 

安倍さんはポンポン痛くなって辞めちゃった。←潰瘍性大腸炎というれっきとした難病。


安倍さんには政治家として功績が無い。

←小泉時代に拉致被害者を取り戻したのは功績でしょ。


自衛隊を軍にして戦争をしようとしている。←名前を変えるだけ。


憲法を改正するなんて許されない。

←憲法を変えた事が一度もない国など、日本かバチカン市国ぐらいのもの。


そもそも自衛隊は、外国からは既に軍隊として認識されており日本の事を平和国家だなどと考えている脳みそお花畑のアホウは外国には居ません。
また、国際条約上『軍人は捕虜として丁重に扱わなければならない』というルールがありますが、自衛隊などと言っていては隊員が軍人として認められない可能性があります

 拷問、虐殺、何でもござれって話。

大切な日本の自衛隊員を守るには、国防軍と名前を変える必要が、どうしてもあります。
国際ルールが守られるかと言えば、バカ正直に守るのは日本ぐらいのもんだとは思うのですが、国防軍を名乗ってさえいれば「何故我が国の軍人を、ルールを破り処刑した!許さん!」と、外交圧力を掛ける事が出来ます。日本も、いい加減に戦後の呪縛から逃れ、

そういう普通の事が出来る国になりましょう、と主張しているだけなのです。

 

 

以上!!
これぐらいの話をお伝えすれば、まともな日本国民であればたいてい納得してくれます。

 
ポイントとしては、各種データを数字で見せる以上に、

 相手が体験によって得ている感覚に対して訴えかけるという事でしょうか

上の年代の人たちは、自分の経験によって得た物を、非常に高く評価します。そういう人たちに対しては、肌感覚で。私の二倍以上の時間を生きているのですから、人生の大先輩です。決して甘く見てはいけません。私たちが思う以上に多くの事を、彼らは知っています。

説得してやろうという気持ちではなく、対話を通じて勉強させてもらおうという気持ちでいた方がいいですね

そういう心の余裕は、人生の大先輩たちは非常に敏感に感じ取ってくれますから。