6.絶叫マシン!民主党 - 藤井厳喜WEBサイト

藤井厳喜WEBサイト より

絶叫マシン!民主党 ―おQ層インテリ主婦達の大絶叫?

投稿日:2010,03,29

 

ウッギャー!!!!!

ひエェーーーー!!!! 

恐ろしい絶叫が、隣の部屋から聴こえてくる。

一度、二度では驚かなかったが、あまりに、耳をつんざくような悲鳴が繰り返されるので、ゴキブリでも出たかと思って、オフィスの隣の部屋をのぞいてみる と、私のアシスタントとその友人のもう一人の、お手伝いに来てくれた方が、電話をしながら、絶叫を繰り返しているのである。

まるでジェット・コースターに乗っているような、悲鳴である。

電話で、少々話しこんでは、時折、「うっそ―!!」とか、「えっエェーーーー!!」とか、の叫び声が、離れていても電話から漏れ聞こえてくる。


オフィスの者も、興奮した口調で、「えぇー!知らなかったのぉ??」とか、
「ぐぐ、ググってみてよぉ…」(※Googleで検索する事の意味)と又、叫び返している。(此方は笑いながら…)

・・・・・・・・

一連の電話が終わった後に、オフィスのスタッフに「一体、何事が起きたのか?」を尋ねてみた。

事のおこりは、アシスタントの方に、同窓会の連絡の電話が入って、久々に旧友と話しこんでいた事である。
そこから話が展開し、そのアシスタントの方が、現民主党政権の「子供手当法案」その他の恐るべき体質について、語り始めたのだそうである。

電話の相手は30代半ばの子育て真っ最中の主婦達である。
旦那さんは大手企業に勤めているような、まぁ、世間から見れば、エリートといっていいような人達である。
その奥様方だから、世間の平均以上の常識はお持ちになっているはずである。

 

ところが、子育て、子供手当を外国人の子供がもらえるとか、外国人参政権法案の事とか、家族解体法案である「選択的夫婦別姓」の事とか、あるいは更に恐ろしい外国人住民基本法(日本人を差別し、外国人を優遇する)のこと等は、この奥様方は、全くご存知なかった。

そこで、うちの事務所の者が、その事を事細かに解説をし始めると、当初は、全く「うっそー!そんなのあるはずがない」と反応する。
次には、「えぇー“自民党の悪そうで古そうな利権がお”のワルソーなおじさん達でさえ、そんな事、してこなかったんだから、新しく変わったばかりの新鮮な民主党の若手政治家がそんなことをするわけがない。」
「いまは、若くて力がないかもしれないけれど、彼らを私達が応援したら、悪人顔の小沢さんを追い出してくれるはずよ!」
と云い募って、抵抗する。

(俗に言う、おQ層の典型的パターンである。)

そこで、アシスタントが論より証拠とばかりに、身近なパソコンで、「先ずは、ぐぐって見てよ」
と、適当な検索ワードを、伝えてみる。


その上で、子供手当法案の話を簡単に、ソフトに、アシスタントが再度、伝えだす。

「自分で発見した」情報を、パソコンの画面上で確認した時に飛び出してきたのが、先ほどの絶叫であった。


詳しく言えば、第一段階目では、まだ検索して出てきた情報の信ぴょう性が信じられず、
「へぇーーー」「えぇーーー」
とか、言って、戸惑いを見せる。

 

二度目の検索では、
「ちょっと待ってな」「ちょっと、、、待ってて」を繰り返す。

大体が、三度目の検索で、
「あの絶叫」が飛び出すのである。(笑) 

「エェーーーー!」「マジぃーーー!???」
「嘘ぉーーーー」

 「驚き」は瞬時に「怒り」に変わる。

そう、彼女達は、完全に民主党とマスコミに騙されていたのである。

典型的な「おQ層」とも言える。

本来、健全な健全な常識を持った、日本国民である。
皆、おそらくかなり教育熱心なママさんでもあるのだろう。

ところが、考えても見て欲しい。
子育て真っ最中で、忙しい彼女達は、政治ニュースに接する時間は殆どない。
偶に、TVや新聞や雑誌を観ても、当然、こういった「本当の話」は報道されていない。

そこで、ただ今の様な恐ろしい反応を示す事になったのであった。

当然、彼女達の夫達も、働き盛りの年齢であり、超多忙を極めている。
高学歴には違いないが、自分の仕事で手いっぱいで、とても政治や社会の情報収集をする時間は無い。
とすれば、本来、日本の健全な「常識マジョリティー」を形成しているはずの彼らや彼女らが、政治の現実から全く切り離されてしまっている事に何の不思議もない。

 

マスコミは、民主党と一体となって、民主党の国民生活破壊の政策について、殆ど・・・、全くと言ってよいほど、語ろうとしない。

ちなみに、彼女達は、TVのワイドショー派ではない。
読んでいる新聞は、典型的には「日本経済新聞」だそうで、見ている雑誌は「日経BP」や「anan」「mono」「Pen」等々の生活系ファッション雑誌や、専門情報誌である。


 この日は、連絡を取った、5?6人がほぼ全く同じ反応をとったというから、こういった人々の数は、相当数にのぼると思われる。


 かなりの高学歴のインテリ達が、男女を問わず、民主党政権に未だ欺瞞されているのである。

 気がつけば絶叫である。

 まさに、民主党政権は、遊園地のどんな恐ろしい絶叫マシン以上の絶叫マシンである。


7月の参院選に向けての我々の戦略の1つは、この層の人々に、覚醒してもらうことである。

頭のよい人達だけに、きちんと情報を伝えさえすれば(自ら情報を発見するように誘導すれば)必ずや、民主党の危険な体質に、気がついてくれるに違いない。


所謂、「保守」の人々に拘らないで、より幅広い「常識マジョリティー」(リベラル・無関心層も含め)の人々の覚醒を、促さなければならないだろう。

 

思想的にも安心して気が合う仲間と集まって、盛り上がるだけでなく、寧ろ、「それ以外」の畑の人達に、思い切って飛び込んで行って、「常識」という日本人としての共通基盤をベースに、積極的に語りかけてゆくべきだろう


 今回の私が傍で目撃した光景は、ある意味、典型的な今の日本の政治状況の反映である。
そこに、我々の勝利のヒントもある。


Twitter@GemkiFujii(藤井厳喜 CFG代表)